第13回 堺・ストックホルム障がい者作品交流展示会 with ベーテル
2月7日(木)から5日間、イオンモール堺鉄砲町3階イオンホールにて、「第13回 堺・ストックホルム障がい者作品交流展示会withベーテル」が開催されました。
ストックホルム市(スウェーデン)、ビーレフェルト市(ドイツ)、堺市(日本)の障がいを持つ方々の作品が、広いホール一杯に展示販売され、雑貨やお菓子もあるとあって、初日から大変多くの方々がつめかけて下さいました。
来場して下さった方々の芳名録を見ると、堺市だけでなく、泉大津市、高石市、大阪市(住之江区・大正区・阿倍野区・西区)和泉市、貝塚市、富田林市、熊取町、宝塚市、柏原市、南河内郡千早赤阪村、松原市、大阪狭山市、河内長野市、明石市、東大阪市、藤井寺市、吹田市、八尾市など遠方からもお越し下さっていることを知ることができます。
大和川を渡るとすぐに大阪市という地の利もあり、大阪市内の障がい者施設からも団体で来てくださいました。同行した職員さんが「昨年来させてもらって、とても楽しくて、ぜひ今年もと楽しみにしていました。」とスタッフに声を掛けてくださり、利用者さんたちは好きな作品を囲んで記念写真をとったり、グッズを手にとったりと、生き生きと鑑賞しておられ、たまたま堺市内の施設も来て下さっていて、良い交流のひとときとなったのです。
スウェーデンの定番のタペストリーに加え、ドイツからは新しい絵画作品が届き、堺市の力のこもった絵画、陶芸、さおり織、手芸作品なども合わせて、見ごたえのある展示となりました。
今回初めて作品を出品された利用者さんが、ご両親と一緒に来られたとき、お母様が「ここに娘の作品がこうして展示されているなんて、参加することができただけで感激です。」と言われ、隣でお父様が静かにうなづいておられて、何とも心に残る1シーンでした。ご本人は微笑みながら、「これからもかきます。」と言ってくださいました。
作品を出品し、運営にご参加下さった施設の皆様をはじめ、バックアップして下さった行政、会場を提供して下さったイオンモール堺鉄砲町、アート展示をコーディネートして下さったArts-B、そして何より、時間を割いてお出掛け下さった皆様に、こころから感謝申し上げます。
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