あすなろ新聞12月号

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創刊第107号
インターンシップ(インターンバイト)を
経験してみませんか?

実施時期:
2019年8月19日(月)
~9月18日(水)の1カ月
以下の日程で、前半・後半だけでも参加できます
前半 2019年8月19日(月)~8月30日(金)
後半 2019年9月 4日(水)~9月17日(火)
時給・交通費:
時給960円 原則として1日8時間
(休憩1時間 9時間拘束)
8:30~17:30
昼食はピュアあすなろ食堂(実費:1食360円)
交通費は1日1,000円まで支給
内容:
単なるアルバイトではない、インターンシップ
プログラムを用意しています。
①入所施設 ピュアあすなろでの支援実習
(メンターが付きます)
②法人全体の事業内容がわかる講義・施設見学
③採用担当者 施設長 先輩職員との交流 質疑応答
④イベントへの参加
8月23日(金)
ピュアあすなろ納涼祭
この日のみ、勤務時間が11:00~20:00となります。
9月14日(土)
法人全体プログラムデイキャンプ
舞洲にてバーベキューレクリエーション
この日のみ、土曜日出勤となります。
申込み方法:
社会福祉法人堺あすなろ会
採用担当 福本まで
電 話:072-297-4878(アトリエhana)
Eメール:atorie2008☆themis.ocn.ne.jp
(Eメールアドレスの☆は「@」に変えて下さい。)
募集人員:
最大4名
(募集対象は全学年です。
1回生でも応募できます。)
締切:
7月31日(水)
締切後、選考の上8月初めに通知します。
初夏を思わせる好天気の5月22日に、令和元年度堺あすなろ会後援会総会が、「堺あすなろ園」で開催されました。
神戸理事長と水本後援会会長の挨拶の後、第1部は平成30年度の事業報告と会計報告ならびに会計監査報告。続いて令和元年度の会則の改正案、役員の選出、事業計画案と予算案が発表され、総会出席者全員から承認を頂き可決されました。
続いて第2部は堺あすなろ会理事の南條温実氏による講演「堺あすなろ会の歩み」。
社会福祉法人堺あすなろ会が出来るまでの経緯や様々な苦労話しなど。以前は障がいを持つ子供達は無認可の小さな作業所で、わずかな補助金やバザー、保護者の支援などで細々と維持していたが、この様な状況下でいつ迄続けていけるのかという不安が広がった。自分達で施設を作りたいと意欲を抱く親達も立ち上がり始めた。そんな親達の熱意をしっかりと受け止め、心を一つにまとめて引っ張って下さったのが当時の百舌鳥支援学校長の豊田先生。初代理事長となられた藤本氏を中心に昭和62年に発起委員会を発足し、土地探しや資金集めに奔走。岡森氏のご尽力で土地を確保。事務関係は南條氏が引き受け、法人資格を得るために最も困難な、多量の申請書類を府と市に提出する重責を元大阪市職員の清水氏が協力。趣意に賛同する多数の親や一般の人達からの寄付金も相当な額に達して、昭和63年に授産施設の「堺あすなろ園」が開設。
念願の居住施設である「ピュアあすなろ」が平成14年に開設。土地を探し、資金を集め、優秀なスタッフを集め、地域の皆さんへ理解を得るなど多くの困難を乗り越えて、今の障がい者の安心と安全があることを私たちは再認識しました。
しかしこれがゴールではなく、親子の高齢化に伴い、時代やニーズに応じた施設にしていくことが大切だと教えられた、有意義な講演となりました。
質疑応答の時間もあり、活発な意見も出て、実のある話し合いの場となりました。
2月7日(木)から5日間、イオンモール堺鉄砲町3階イオンホールにて、「第13回 堺・ストックホルム障がい者作品交流展示会withベーテル」が開催されました。
ストックホルム市(スウェーデン)、ビーレフェルト市(ドイツ)、堺市(日本)の障がいを持つ方々の作品が、広いホール一杯に展示販売され、雑貨やお菓子もあるとあって、初日から大変多くの方々がつめかけて下さいました。
来場して下さった方々の芳名録を見ると、堺市だけでなく、泉大津市、高石市、大阪市(住之江区・大正区・阿倍野区・西区)和泉市、貝塚市、富田林市、熊取町、宝塚市、柏原市、南河内郡千早赤阪村、松原市、大阪狭山市、河内長野市、明石市、東大阪市、藤井寺市、吹田市、八尾市など遠方からもお越し下さっていることを知ることができます。
大和川を渡るとすぐに大阪市という地の利もあり、大阪市内の障がい者施設からも団体で来てくださいました。同行した職員さんが「昨年来させてもらって、とても楽しくて、ぜひ今年もと楽しみにしていました。」とスタッフに声を掛けてくださり、利用者さんたちは好きな作品を囲んで記念写真をとったり、グッズを手にとったりと、生き生きと鑑賞しておられ、たまたま堺市内の施設も来て下さっていて、良い交流のひとときとなったのです。
スウェーデンの定番のタペストリーに加え、ドイツからは新しい絵画作品が届き、堺市の力のこもった絵画、陶芸、さおり織、手芸作品なども合わせて、見ごたえのある展示となりました。
今回初めて作品を出品された利用者さんが、ご両親と一緒に来られたとき、お母様が「ここに娘の作品がこうして展示されているなんて、参加することができただけで感激です。」と言われ、隣でお父様が静かにうなづいておられて、何とも心に残る1シーンでした。ご本人は微笑みながら、「これからもかきます。」と言ってくださいました。
作品を出品し、運営にご参加下さった施設の皆様をはじめ、バックアップして下さった行政、会場を提供して下さったイオンモール堺鉄砲町、アート展示をコーディネートして下さったArts-B、そして何より、時間を割いてお出掛け下さった皆様に、こころから感謝申し上げます。
11月11日(土)、石橋自治会館にて「堺あすなろ寄席」が開催されました。
いつもは自治会の会合や、祭りの準備に使われる1階フロアですが、その日は全くの様変わり。扉を開けると正面に緋毛氈の高座、後ろには一双の金屏風、向かって左手には「めくり」(寄席の出演者を知らせる表示)と全くの寄席風景です。府立今宮高校書画部の皆さんに作成していただいためくりは、あたたかみのある作品で舞台をさらにほっこりとした雰囲気にしてくれました。
石橋地区高齢者クラブの皆様をお招きし、ひととき、日頃の憂さを吹き飛ばす「笑い」の時間を楽しんで頂きました。
高齢者クラブの会長松本様からご挨拶をいただき、社会福祉法人堺あすなろ会本部長・入舩の「どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。」の言葉を合図に、軽快な出囃子が流れて、まずは桂治門さんの『動物園』です。
高座の上で伸びあがるように、体をいっぱいに使っての熱演に笑い声が弾け、少し肌寒い日でしたが「寄席」の中は気温がぐんぐん上がっていくようでした。
そして、いよいよ2席目は桂小春團治師匠の『ちりとてちん』。こじんまりした会場で、師匠のお顔がすぐ眼の前にあります。生意気な半可通をこらしめるために「あるもの」を「長崎名物ちりとてちん」と偽って食べさせるという噺ですが、落語を生で初めて聞いたという方が、「いや、びっくりしたなぁ」と言われていたように、視覚・聴覚の両方から迫ってこられる高座を堪能いたしました。
終わって寄席の余韻のなかでのお弁当とお茶、お菓子。お菓子は当法人の「ゆめ工房」が丹精を込めて焼いたクッキーです。
一緒に笑い、一緒に楽しみ、高齢者クラブの方々と当法人の職員が溶け合えたひとときになりました。終わって外に出ると、雨を心配していたのが嘘のような、きれいな青空。天候までが味方してくれたようでした。
快く招きに応じて下さった皆様に、心からお礼申しあげます。
法人最初の施設である「堺あすなろ園」がこの地に誕生して29年。温かいまなざしで見守って下さった地域の皆様、本当にありがとうございました。つぎつぎと新しい施設が産まれ、事業が拡大し、市内各地に広がって行きますが、どこにあっても地域の方々と共に、地域社会の一員として歩みたいという思いは変わりません。
今後とも「堺あすなろ会」を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
この度、堺あすなろ会後援会様より600万円のご寄付をいただき、送迎車両2台を購入させていただきました。1台はマイクロバス(8月19日納車)、もう1台は軽四車いす移動車(8月21日納車)です。
新車になり乗り心地も一段と良くなり、利用者の皆様にも大変満足していただいております。これからも送迎サービスはもとより、日中活動や行事活動等にも使用して、たくさんの思い出づくりをしていきたいと思います。
ここに車両購入の報告と共に、堺あすなろ会後援会様をはじめとする関係者の皆様に感謝の意を申し上げます。
このたび社会福祉法人大阪府共同募金会から、平成29年度共同募金配分金の交付を受けて、下記の事業を完了致しました。
整備させていただきました車両は、堺あすなろ園が行っております障がい福祉サービスにおいて、通所時の送迎や日中活動支援に使用させていただきます。
ここに事業完了のご報告を申し上げますと共に、社会福祉法人大阪府共同募金会をはじめ、ご協力を賜りました関係者の皆様に謹んで感謝の意を表します。
事業名 平成29年度 送迎用軽自動車整備
整備車輌 スズキ スペーシア
事業費総額 1,358,000円
配分金 800,000円
実施場所 堺あすなろ園
完了年月日 平成29年6月2日

夏の様な暑さが少し和らいだ5月24日に、平成29年度堺あすなろ会後援会総会が、堺あすなろ園で開催されました。
第1部は平成28年度の事業報告と会計報告。続いて平成29年度の事業計画案と予算案が発表され、総会出席者の多数から承認を頂き可決されました。
また後援会会長の清水雅子氏の辞任により、水本順子新会長への引き継ぎが行われました。

続いて第2部はユニット・チャタリックさんによる「大人も楽しめる腹話術」。代表の谷本さんは本場アメリカの国際大会に何度も挑戦。各施設や幼稚園、自治体のイベント等でも大活躍。最近もその様子がテレビで取り上げられました。腹話術の起源は古く、紀元前エジプト、ギリシャで占い、予言、死者の魂を呼ぶなど大切な役目を担っており、面白い内容になって来たのは近年のことだそうです。
練習は描いた絵を動かせるホワイトボードで行い、ウサギの絵を相手に実演。練習の様子を見ているだけでも引き込まれ、観客から拍手が上がりました。手品も取り入れながらアヒルのはなちゃんとの実演は実に見事。2人分の台詞を喋り、人形を動かし、反対の手で手品をする。複雑で奥の深い本格的な腹話術は感動的でした。92歳のサキコおばあちゃんとの演技はあまりにも愉快で、どんどん引き込まれていき、次第にサキコさんが人間に思えて来て、会場は笑いの渦となりました。
「ストレスは溜めないでよく笑うことが長生きの秘訣よ」とサキコさんが教えてくれました。
なお皆様から寄せられた後援会費については送迎車の購入等に使わせて頂きました。
この度、日本財団福祉車両助成事業 送迎車(普通車)の整備の助成金交付を受けて、下記事業を完了いたしました。
助成していただきました車両は、障がい福祉サービス(多機能型)において、通所時の送迎や日中活動支援に使用させていただきます。
ここに事業完了の報告を申し上げますとともに、「公益財団法人 日本財団」様をはじめ、ご協力を賜りました関係各位に謹んで感謝の意を表します。
・事業名 2015年度 日本財団福祉車両助成事業
・事業の内容 送迎車(普通車)の整備
ホンダステップワゴン 1台
・助成金額 1,260,000円
・実施場所 アトリエhana
・完了年月日 平成28年3月4日